訪問診療

【ブログ】[認知症と向き合う](6)「静かにさせる薬の悪循環」

12年前、こだまクリニックで訪問診療をされていた頃のお薬の話です。「静かにさせる薬」が必要以上に使われているケースが見受けられたようです。認知症のタイプによっては、適切な薬を選ぶのが難しい場合もあるとも書かれています。

カテゴリー
おとなしくさせる薬認知症の薬ヨミドクターコラムから
続きを読む
【ブログ】[認知症と向き合う](1)イコール絶望ではない

2010年、木之下先生がこだまクリニック院長として訪問診療をされていた時に書かれた文章です。2022年秋にここ、のぞみメモリークリニックでも訪問診療を開始します。

カテゴリー
訪問診療ヨミドクターコラムから
続きを読む
【ブログ】もう一緒に住めない、っていうけど その8 エピローグ

も認知症を取り巻く、ぼくが、えらいなあ、と思った話。・・・ともと、美容師さんだった。
母親の退院後、母親とともに団地に住みつつ、
なにか、母親や自分自身のような境遇の人に役に立ちたい、って思った。
店をやめて、訪問の美容師さんになった。
利用する人々の自宅や各施設を回るようになった。
でも、母親が亡くなってから、自分の時間を全部、そういったことに使いたい。
そう思って、ホームヘルパーになった。

カテゴリー
診療風景
続きを読む
【ブログ】もう一緒に住めない、っていうけど その7 最終回

認知症を取り巻く、ぼくが、えらいなあ、と思った話。・・・娘:「先生!、もういいんです。」
ぼく:「えっ」
娘:「退院させてください!」
ぼく:「だって、また大変になるよ。」
娘:「もう、本当に、大丈夫です。」
ぼく:「無理から今回院長にお願いしたから、次たのみづらいよぉー。」
(保身のぼく。)
娘:「いや、もう決して、入院させることはしないから。お願いです。」

カテゴリー
診療風景
続きを読む
【ブログ】もう一緒に住めない、っていうけど その6

認知症を取り巻く、ぼくが、えらいなあ、と思った話。・・・もともとの母娘の住む団地は、都内にあって、その病院を神奈川県にある。
結構、遠い。あんなに、母親のことを嫌っていた娘は、時間があれば、毎日、通うんですよ。病院に。これが。

カテゴリー
診療風景
続きを読む
【ブログ】もう一緒に住めない、っていうけど その5

認知症を取り巻く、ぼくが、えらいなあ、と思った話。・・・そりゃ、「殺すかも」っていわれりゃ、そりゃ、固まるよ。・・・追い詰められたぼくは、その場で院長に電話した。半ば本気でぼくはいった。
「あのーー、ぼくを首にしていいです。」「緊急で、しばらく入院で診てくださいませんか」・・・

カテゴリー
診療風景
続きを読む