認知症のタイプにはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症などがあります。人によって、生活のしづらさもさまざまです。脳機能や体の状態は生活のしづらさに繋がります。適切な検査によってそれらの状態を知ることができます。いまを知ることで、これからの暮らしを私たちと一緒に考え、創ることができます。

たとえば、次のような検査(一部のみ)があります。

MRI検査

MRI室

脳の形を知る

血管の状態を知る

MRIは、脳の「形」と「血管の状態」を知ることができる装置です。脳梗塞や脳出血がないかを判別したり、正常圧水頭症などの治療可能な認知症を発見することが出来ます。当クリニックでは高画質な撮影が可能で撮影時に負担の少ないGEヘルスケア社製Optima MR360 Advance 1.5Tを導入しています。

神経心理検査

認知症の診断においてもきわめて重要な検査です。その人の認知機能の状況を知るために行います。また認知症の薬の効果もこの検査をすることによってはじめてわかります。しかしそれ以上に大切なのは、それを知ることによる生活上のメリットです。認知機能の低下といっても、なにもかもできなくなるわけではありません。苦手な内容を知り、同時に得意な内容を知ることで、できないことをできることでカバーすることにも目を向けられるようになるでしょう。またご家族や周囲の人にとっても、ご本人の認知機能の状況を知ることで、多くのことに気づけるでしょう。人づきあいの形がよりよいものとなり、過ごしやすくすることは、よりよく生きる上で大切です。当院では高度な神経心理検査も訓練された心理士によって実施できる体制があります。

血液検査

ビタミンB1やB12の欠乏、あるいは甲状腺ホルモンが欠乏すると認知症に類似した症状が出現することがあります。これらの疾患を区別するため認知症が疑われた場合、血液検査を行っておくことが大切です。

syringes and test tubes with blood samples