2025年11月19日のぞみメモリークリニックに於いて第24回のピアサポートが実施されました。今回のピアサポーターは三鷹市在住の鈴木敏明さん。のぞみメモリークリニックでのピアサポートは初回になります。
鈴木敏明さんに自己紹介をお願いしました
ピアサポートの中で
鈴木さん : 「いつ認知症と診断されたのですか?」
Aさん : 「今、さっき」
鈴木さん : 「えーっ!! 今さっき!?・・・(中略)・・ ボクは、自分が認知症だなんて少しも思っていなかったので(顔をしかめて)こんな顔してトボトボ帰りました」
鈴木さん : 「ボクの場合は晴天の霹靂でした。仕事場で『お前、頭おかしいんじゃね ーか。病院行って来いよ!』なんて言われて、それから病院で診断された のですが…」

そんなふうに鈴木さんご自身の診断直後の話をされていました。クリニックのピアサポートでは、ちょっと前に診断された方が、そのままピアサポートを受けることがあります。ピアサポーターが自分のその当時の経験を話し、目の前の人の診断直後と向き合います。
鈴木さんの感想から
終了後、鈴木さんから感想が寄せられました。その中の一部です。
「(Aさんは)疲れたと思います。ボクのお喋りを聞くとき、普段は見せないであろう瞳の周りの白目までを見開いて食い入るように聞いていたのですから。さて、ボクは彼女から何を読み取り、何を共有したのか・・・」
青天の霹靂(せいてんのへきれき)は、故事成語の一つ。「霹靂」は雷のことで、「晴れ渡った空に突然起こる雷」の意[1]。予想だにしない出来事が突然起こる様子を指すたとえ。
Wikipediaより
鈴木さん、真摯で思いやりに溢れたピアサポートをありがとうございました。

のぞみメモリークリニック一同

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